- 時間がずれづらい新幹線の魔力
- 空の便だって空港に近ければ便利
- 新幹線はJRの会社間をまたぐので、予約発券が面倒
- 体力があってケチなら高速バスという手段もある
- あえて在来線で旅行してみる
- どうしても新幹線を使うならせめて４つの方法で安くする
- あえて新幹線と真逆な自家用車や船で行く
時間がずれづらい新幹線の魔力
つい旅行や出張を新幹線に頼ってしまうという人も多いだろう、事故がほとんどないこと、また定時運行が一番の魅力だ。
空の便だって空港に近ければ便利
しかし、たとえば空の便も、前後に時間をとられる、天候が安定しないときは遅れる、LCCなど機材到着が遅れると定時運行性が低いなどという手間や課題はあるものの、空港に近いエリアに相手先がいる場合は、航空を利用したほうが便利だったりする。あえて、新幹線とともに選択肢としてそちらを利用してみるというのも有りではないか。
新幹線はJRの会社間をまたぐので、予約発券が面倒
なにしろ新幹線はJRの会社間をまたいでいることから、東海道新幹線など東京から乗るときに予約やら何やらが面倒である。北に向かうぶんにはほとんどがJR東日本（一部JR北海道）程度だからまだいいのだが、東海道新幹線はJR東海運営だからってJR東日本のえきねっとから予約が面倒なのもなんとかしてほしいと思うところ。山陽新幹線になるとJR西日本エリア、さらに九州に入るとJR九州エリアとそれだけでも各社をまたがっているが、国鉄を分割民営化した結果、すごく不便になった！ 新幹線をやめるというのも選択肢として考えてみたいところだ。
体力があってケチなら高速バスという手段もある
若年や時間がやたらあるなどであれば、高速バスで行くという手もある。ほとんどの新幹線のメインの駅は、高速バスも定期運行されているから、専門の予約サイトを使えば、新幹線より相当に安い手段で移動できるのである。体力があるなら新幹線を利用しないこういう手段を利用してみてはいかがだろうか。
あえて在来線で旅行してみる
もう１つは在来線である。だいたい新幹線の走っている区域には並行して在来線が走っているのだ。車窓だって新幹線のように急にビュッとはいかず、のんびりとした景色を楽しむことができるし、旅情だってある。なにも新幹線を絶対に使うという必要はないのである。新幹線なんてやめてしまおう。
どうしても新幹線を使うならせめて４つの方法で安くする
１、金券ショップで回数券のバラ売りを買う
実質新幹線にわずかに安く乗れる、ただし繁忙期に使えない時期があるので注意。
２、ぷらっとこだま（JR東海ツアーズ）
JR東海ツアーズ店舗での事前購入になるが、こだま指定便のみの利用で東海道新幹線が激安になる。ドリンク付き。
３、EX予約/スマートEX（JR東海）
一定条件、一定数で安いチケットが出る。金券屋で買うよりもお得に往復できる。
４、国内ツアー業者によるツアー体裁による宿と新幹線のセット販売
国内ツアーサイトや「じゃらん」を見ると新幹線と宿をセットにしてあとはフリータイムになっているツアー体裁のものがある。これはかなりの割引率になるので、出張にいくならお得。
あえて新幹線と真逆な自家用車や船で行く
フェリーターミナルのあるエリアだったらあえて時間をかけて船で行ってみてはいかがだろうか。あるいは、マイカーであえて東名高速などを使って移動するなど。いずれも時間的には労苦をともなうが、時間を十分にとって、特に船はゴロンとして酒を飲んで本を読んだりする時間もとれ、逆に贅沢ではある。自家用車の場合は、道を逸れたりどこかに寄れる自由がある。新幹線みたいなスパッとついてしまうものに頼らないというのも、人間らしいし、むしろ何でも急がせる今の社会ではスローペースで行けるものを利用したほうが、幸せなのではないか。