せんべろをやめる

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写真AC/pippian

1,000円でベロベロする→マナーが悪くなる

1,000円でベロベロの略が「せんべろ」です。1,000円でアルコール2杯以上、つまみ1品以上とがでるような立ち飲み店に行くことが、主にせんべろフリークの行動となります。立ち飲み店はいわゆる日本人が低所得化しつつある状況やサクッと飲みたい需要に乗じて大ブームとなりました。それ系の書籍が多く出たことや、せんべろnetをはじめとするポータルの力もあるでしょう。

それらの多くを支えている立ち飲み業態は店舗サイドにもメリットがあって、駅前などの土地代・家賃が高い立地でも立ち飲みにさせることによって収容量を大きく上げることができるということ、また2F以上や地下など不利な立地でも客が集まるといった面があります。

しかし、「せんべろ」の普及による「マナーの悪化」も一方で問題となっています。普通の居酒屋感覚で騒ぎ立てる若者、回転率を大幅に下げるせこい注文をするオヤジ、店内トラブルなど…。要は低所得者を相手にしていることで、どうしても客層がDQN化していってしまうということなのですね。

つまみは美味いかもしれないが、酒が安かろう悪かろうなので体にダメージ

確かに1,000円でそこそこ飲めるお店というのは、つまみの単価もかなり下げていますが、意外といけるものを出していますので、なにかとせんべろに通ってしまう気持ちもわからないでもありません。ただ、一方で、なかには悪質な酔えるだけの安酒を出しているところもあり、実質的にホームレスや労働者向けに出しているような糖蜜主体の人工的なお酒の大量摂取によって若干カラダを悪くしてしまったりしてしまうと、たとえ1,000円であっても、その代償も大きくなりますよね。

90円以上の焼き鳥を高いと酷評する了見の狭いケチな人間になってしまう

また、そのような安いお店ばかりに通うと、コストパフォーマンスにうるさくなり、「なに、焼き鳥が130円!高い!」と、80円以下のものしか認めなくなったりして、とても了見の狭い大人になりかねません。

さらに、あなたがもし社会的に信頼の高い大人であったとしたら、このような安いお店にしか行かなくなることで「ああ、あいつはケチなんだ」と社会的な評価を下げることも有りえます。

まずは、予算を上げてみよう

「せんべろ」「立ち飲み」にしか行かなくなっているあなた。まずは「せんべろ店」以外にも足を運ぶことです。きょうからせめて予算を500円以上、できれば1,000円アップしてみてはいかがでしょうか。もちろんそんな金はねえという人もいるでしょうが、それならそのせんべろ店で1500円、2000円以上使ってみてください。

長時間飲み続けられるような飲み方に変える

やめるべきなのは、予算1,000円でかっちりと店を出てしまうというあなたの貧乏くさい飲み方であります。もしかして、社会においても我慢ができないというか、長時間集中ができないのではありませんか? 

どうにもやめられないなら経営側に回ってみては

また、せんべろをやめたくてもやめられないあなた、せんべろの経営側に回ってみてはいかがでしょうか。せんべろフリークにとってせんべろの現場は楽しいかもしれませんが、せっかくの水商売なのに客単価1,000円未満で商売を回すことがいかにつらいことか! 数字をいじっていくとよくわかるはずです。

このつらさが体感でわかれば、明日から1,000円未満で会計をするということからおさらばできるでしょう。

 

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